例えば…
- 超音波による成分抽出
- 数十kHzの音波を当てることで水や油やアルコールや溶剤などに成分を抽出します。
- 混合液の乳化などにも使われています。
- 超音波を変調して、指向性のあるスピーカー(パラメトリックスピーカー)
- 超音波自体に指向性があるので、それを干渉させることで元の音波をビーム状に復元させる仕組みのようです。
- 数MHzの超音波を水に掛けることで霧化することを利用した、超音波式加湿器
- 水に含まれる雑菌やミネラル分まで霧化して部屋中にバラ撒くので、あまりよろしくないようです…。
- この霧化器にも他の利用法がありそうなので後日実験します。
- 超音波による化学反応の促進
- 局所的にエネルギーを集中させることで化学反応が促進されるようです。
- 洗浄
- 眼鏡屋さんによく置いてあるやつです。細かな泡が割れるときのエネルギーを利用しています。複数の周波数を出し分けることで洗浄効果が増すようです。
だいたいこういった感じに使われているようです。論文とか特許を検索すると興味深いものが見つかります。
今回は「超音波による成分抽出」を利用して調理をしてみました。